中山商店の歴史
中山商店は現在の当主で3代目になります。
韓国から日本に渡ってきた1代目当主はなんと女性です。
日本に来た当初は就職口が無くお餅を作ってご近所さんに販売したのが中山商店誕生のきっかけでした。
当時はお店が無く手押し車でお餅を売り歩いていたそうです。
当時の家族の集合写真です。 一番左側のお母さんが1代目です。 生活に苦しくて、苦労なさったようです。 |
1代目当主の還暦祝いの写真です。 ちなみに左から6人目の女の子を 抱いている女性が2代目です。 |
中山商店は2代目まで女性です。
その2代目までは手押し車でお餅とキムチを売っていましたが、
現当主が3代目を継承してからは池田市場という市場で小さなお店を建て、
お餅とキムチを販売するようになりました。
しかし、1995年1月17日に中山商店存続の最大の危機が訪れます。
阪神・淡路大震災によりお店が倒壊してしまいます。
そのときの市場の写真です。 表も中も見るも無残な姿に 変わり果ててしまいました。。 |
気力を失いかけた当主はお店を辞める決断に至るまで苦悩したそうですが、
お店の存続を強く希望したお客様達の暖かい後押しにより、苦悩の結果お店の継続を決断!!
神戸長田の復興作業が始まると共に仮設のお店をオープンしました。
そのときの仮設のお店です。 狭いスペースで頑張ってキムチと お餅を作っていました。 |
お店の内部写真です。 奥の後ろ向きで座っているのが2代目です。 アップで写っているのが3代目です。 |
震災から4年後、このころから中山商店の商品の評判が口コミで全国に広がり始め販売量が
飛躍的に増えたのがきっかけで"いつか元の市場跡地で商売を再開したい!!"
と当主の強い思いが現実の物となって新店舗がオープンし、今に至っています。
現在の店舗です。 店も大きくなり沢山の種類の商品を 出荷できるようになりました。 |
毎日店舗には沢山のお客様が足を運んで頂いております。
店舗目当てでわざわざ地方から長田へ来て頂けるお客様も多数いらっしゃる位です。
本当にお客様あっての商売とはこのことかなと日々感謝の連続です。
お店に立ち寄られましたら、ぜひ当主へ一声お掛けください。お喋りは大好きです(#^.^#)